キーボードでカレントシートの切り替えが行えます。
基本設定では[Ctrl]キーを押しながら[Page Up]、または[Page Down]キーでコントロールしますが、ショートカットキーカスタマイズから好きなキーに割り当てることもできます。
たくさんのシートを作成すると管理が大変になりますが、[分類]を使えばグループ化が行え管理が容易になります。
シートを作成する際に分類の指定が行えますし、またシート設定ダイアログの左部にツリー表示されるので簡単に表示を切り替え分類ごとに状態のコントロールが行えます。
ツールバーダイアログにある[位置初期化]ボタンをクリックすると、画面の外側に移動して見えなくなってしまったツールバーを画面内に移動させることができます。
[シート間接続設定]を「部材・機器器具をシート間接続する」に設定することで、異なるシート間で部材、機器器具と配管・ダクトを接続できるようになります。
ケーブルラックの隠線部分の線幅は、初期設定では元図と同じ線幅で表示されます。
隠線部分だけ細くしたい場合には、あらかじめ電気設定にて線幅を指定しておきます。
既に作図済みのケーブルラックに対しては、電気設定で線幅を指定した後に、隠線部分を[隠線回復]コマンドで回復し、[2図形隠線]、または[自動隠線]コマンドで隠線処理を行います。
すると指定した線幅で隠線が行われます。
作図済みのケーブルラックに対して、分岐部材の変更は[ダクト・ラック]-[属性変更]コマンドで行います。
普通にレイヤを非表示にしたり、シートを非表示にすると、すべてのレイアウト(ビューポート)に影響されます。
指定したビューポートだけでレイヤの表示・非表示をコントロールするにはDWGフリーズレイヤ機能で編集します。
ビューポート設定ダイアログの下部にある[DWGフリーズレイヤ]ボタンをクリックすると、ビューポート非表示レイヤー一覧ダイアログが開きます。
右にある[追加]ボタンより非表示にしたいレイヤが選択して非表示にしたり、[削除]ボタンより非表示になっているレイヤを表示させることができます。
<注意>
ちなみに、CADWe'll CAPEは非表示になっているレイヤの一覧を見るだけで、表示・非表示のコントロールは行えません。
CADWe'll CAPEをお使いの方は、AutoCAD側で編集する必要があります。
配線作図時に選択リストにレースウェイが無いときは電気設備初期値設定を確認してください。
[配線]-[線種]の項目で布設方法から「レースウェイ」を選択し、下部にある「選択リスト表示」にチェックを付けます。
これで選択リストに表示されるようになります。
ただし、配線作図コマンドでレースウェイを作図すると3D表示ができないので注意してください。
編集した図面を保存した際に、最新の状態を自動的にDWF形式でパブリッシュ(書き出し)することができます。
DWFは、PDFと同様の電子ファイルで、オートデスクが開発したファイルフォーマットになります。
※図面に適した電子ファイル
DWFは、オートデスクが無償で提供している「Autodesk Design Review」というソフトで図面の内容をチェックすることができます。
<関連記事>
[CAPEファイル変換]コマンドは、CADWe'll CAPEで使っていた以下に挙げる各種設定ファイルをCADWe'll Tfas用に変換することができます。
- 線パターン(*.atr)
- 線パターン(*.atr)
- 幅一括変更設定ファイル(*.csv)
- 幅一括変更設定ファイル(*.dcs)
- 色一括変更設定ファイル(*.dcs)
- DWG変換テーブル(*.dwt)
- DXF変換テーブル(*.dxt)
- JW_CAD変換テーブル(*.jwt)
- 印刷(*.mgn)
- ハッチパターンファイル(*.ptn)
- カスタマイズユーザー設定(*.xml)
- レイヤパターン(*.xml)